Q. リアルセミナーは、何曜日・何時に開催するのがよいですか?
A. BtoBのリアルセミナーなら、金曜日の夕方、特に15時〜17時頃が狙いやすいです。
BtoBのリアルセミナーを企画するとき、テーマやタイトル、講師、会場選びに意識が向きがちです。
もちろん、それらも重要です。 しかし、実は開催日と時間帯も、参加率や満足度に大きく影響します。
どれだけ良いテーマでも、参加しにくい日程に設定してしまうと、集客は伸びにくくなります。
特にBtoBセミナーの場合、参加者は業務時間を調整して参加します。 そのため、単に「空いている会場の日程」で決めるのではなく、参加者が来やすい曜日・時間帯を考える必要があります。
リアルセミナーでおすすめしやすいのは、金曜日の夕方です。
たとえば、15時〜17時のような時間帯です。
この時間帯であれば、セミナー終了後にそのまま直帰しやすくなります。
参加者からすると、午前中や昼過ぎのセミナーよりも、業務の区切りをつけて参加しやすい場合があります。
特にリアルセミナーでは、移動時間も発生します。
「セミナーに参加した後、また会社に戻らなければならない」となると、参加の心理的ハードルは上がります。
一方で、金曜日の15時〜17時であれば、終了後にそのまま帰れる人も一定数います。
この直帰しやすさは、リアルセミナーでは意外と大きなポイントです。

金曜日の夕方は、直帰しやすく参加しやすい
リアルセミナーでは、参加者の移動負担を考える必要があります。
オンラインセミナーであれば、自席や自宅から参加できます。 しかし、リアルセミナーでは会場まで移動しなければなりません。
この移動時間があるため、参加者は「その日1日の予定」としてセミナー参加を判断します。
たとえば、平日の午前中に開催すると、朝から移動が必要になります。 業務の立ち上がり時間と重なり、参加しにくい人もいます。
また、13時〜15時のような時間帯だと、セミナー後に会社へ戻る必要が出ることがあります。
これも参加者にとっては負担です。
その点、金曜日の15時〜17時であれば、セミナー後に直帰しやすくなります。
参加者側から見ると、
- 午前中から昼過ぎまで通常業務を進められる
- 午後後半に移動してセミナーに参加できる
- 終了後に会社へ戻らず、そのまま帰りやすい
- 週末前なので、心理的に参加しやすい
というメリットがあります。
主催者側にとっても、セミナー終了後に名刺交換や個別相談、簡単な懇親の時間を作りやすくなります。
リアルセミナーでは、講演そのものだけでなく、終了後の接点も重要です。
参加者が急いで会社に戻る必要がある時間帯だと、終了後の会話が生まれにくくなります。
一方で、金曜日夕方であれば、セミナー後に少し話す余裕が生まれやすくなります。
リアルセミナーは、参加してもらうことだけでなく、終了後に接点を作れる時間帯を選ぶことが大切です。
月末・祝日前後・年末年始は避けた方がよい
リアルセミナーの日程を決めるときは、避けるべきタイミングもあります。
まず、月末はできるだけ避けた方がよいです。
月末は、締め処理、請求処理、営業目標の追い込み、社内報告、予算管理などで忙しくなる企業が多くなります。
特に営業部門、管理部門、経理部門、マネージャー層は、月末に予定を入れにくい場合があります。
そのため、月末にセミナーを開催すると、興味はあっても参加を見送られる可能性があります。
次に注意したいのが、祝日の前後です。
祝日の前日や翌日は、有給休暇を取って連休にする人がいます。
特に飛び石連休や大型連休の前後は、業務スケジュールが通常と異なりやすくなります。
このような日程にセミナーを設定すると、対象者が不在だったり、案内メールを見てもらいにくかったりします。
また、年末年始も避けるべきです。
年末は業務の締め、挨拶回り、休暇前の対応で忙しくなります。 年始は仕事始め、社内会議、年間計画、挨拶対応などで落ち着かない時期です。
この時期にリアルセミナーを開催しても、参加者の優先順位が上がりにくくなります。
避けた方がよい日程を整理すると、以下です。
- 月末
- 四半期末
- 年度末
- 祝日の前後
- 大型連休の前後
- 年末年始
- お盆期間
セミナーは、参加者にとって「通常業務の中で予定を調整して参加するもの」です。
だからこそ、忙しい時期や休暇を取りやすい時期は避けるべきです。
同業他社の大型イベント日も確認しておく
もう1つ見落としやすいのが、同業他社や業界団体の大型セミナー・イベントです。
自社だけの都合で開催日を決めてしまうと、ターゲットが別のイベントに流れてしまうことがあります。
特にBtoBでは、参加者の候補が限られていることがあります。
同じ業界、同じ職種、同じ課題を持つ人を狙っている場合、競合イベントと日程が重なると集客に影響します。
たとえば、以下のような日程は事前に確認しておくべきです。
- 同業他社の大型セミナー
- 業界展示会
- 業界団体のカンファレンス
- 大手企業のウェビナーイベント
- パートナー企業のイベント
- ターゲット業界の繁忙期イベント
特に有名な業界イベントと同日に設定してしまうと、見込み客の関心を奪われます。
また、直接競合ではなくても、同じターゲット層に向けたイベントであれば注意が必要です。
たとえば、DX推進部門向けのセミナーを開催する場合、DX関連の大型展示会や大手IT企業のイベントと重なると、参加者の予定を取り合うことになります。
開催日を決める前に、最低限、業界イベントカレンダーや競合企業のセミナーページは確認しておくべきです。
セミナー日程は、社内都合だけで決めるのではなく、参加者の予定と競合イベントの状況まで見て決める必要があります。
【まとめ】リアルセミナーは、何曜日・何時に開催するのがよいですか?
BtoBのリアルセミナーでは、開催日と時間帯が参加率に大きく影響します。
おすすめしやすいのは、金曜日の夕方です。 特に15時〜17時頃であれば、参加者は通常業務をある程度進めた後に参加でき、終了後にそのまま直帰しやすくなります。
リアルセミナーでは、会場までの移動があるため、参加者の負担を減らす時間設計が重要です。
また、終了後に名刺交換や個別相談につなげたい場合も、会社に戻らなくてよい時間帯の方が接点を作りやすくなります。
一方で、月末、四半期末、年度末、祝日前後、年末年始、大型連休前後などは避けた方が無難です。
これらの時期は、業務が忙しかったり、休暇を取る人が増えたりするため、参加率が下がる可能性があります。
さらに、同業他社の大型セミナーや業界イベントと日程が重ならないかも確認しておく必要があります。
自社にとって都合の良い日ではなく、参加者が来やすい日を選ぶ。
これが、リアルセミナーの開催日を決めるうえでの基本です。
リアルセミナーは、内容だけでなく、参加者が来やすく、終了後に接点を作りやすい日程を選ぶことが重要です。

